実際にあった事件-1

2009年12月23日  出会い喫茶を家宅捜索 那覇署 児童買春法違反の容疑で

那覇市内の出会い喫茶で出会った女子高校生を店外に連れ出し、現金を渡してみだらな行為をしたとして、那覇署は22日までに、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で50代の自営業の男を逮捕したほか、買春をあっせんした疑いがあるとして、同法違反(周旋)容疑で喫茶店を家宅捜索した。同署は押収した顧客名簿などを基に、組織的な買春あっせんにかかわっていたかを調べる方針。

 出会い喫茶は、今年10月に那覇市の繁華街にあるビルに開店していた。同店のHPなどによると、男性客と女性客がマジックミラーの仕切りで分離され、店を介して女性を呼び出し会話するシステム。女性と同意し、店へ料金を支払うことで、店外へ女性を連れ出すことができるという。

 県教育庁は県警への問い合わせで、高校生とみられる女性の出入りを確認。全県立高校に「出会い系喫茶に関する注意喚起」の緊急連絡文書を全県立高校に送付している。

 一方、県は店舗の営業規制を目的に来年の県議会2月定例会に「青少年保護育成条例」の改正案を提出する。出会い喫茶が風営法の規制対象となっていないためで、東京や大阪など9都府県で制定済み。

 改正案には(1)営業届け出の義務化(2)学校、図書館など公共施設から200メートル以内と、住宅専用地域を営業禁止区域とする(3)青少年を客として立ち入らせることや勧誘すること、接客や勧誘業務に従事させることを禁止する―などを盛り込む。違法行為に対する営業停止命令も新設する。